家財がそのままの実家は、片付ける前に売る相談ができる
家に残された家財があっても、片付ける前に買取の相談はできます。ただし価格は必ず下がり、限りなく0円になることや、引き取り費用を売主が負担する形になることもあります。相談の順番と、契約で確認する内容を整理します。
📑 目次
ミナさん実家に家具も家電も残ったままなんです。片付けてからじゃないと、売る相談はできないと思ってました。
タケさん結論から言うと、片付けなくていいんだよ。家に残された家財など(残置物)を残したままでも、買い取ってもらう相談はできる。
ミナさん処分費も自分で払うものだと思ってました。お金がかかるなら、相談しても断られそうで…。
タケさんそこは正直に言うね。家財が残っていると、価格は必ず下がるんだ。
ミナさんどのくらい下がるんですか?
タケさん需要の少ない地域だと、限りなく0円に近くなることもある。
リク0円より下になることも、あるんですか?
タケさんあるんだよ。引き取り費用を売主が負担する形(有償取引)になることもある。
リク順番としては、先に片付けるんじゃなくて、残した状態を伝えて相談するってことでいいですか?
タケさんその順番でいいんだ。売買契約(売る・買う約束を書いた書類)は、話が進んでから整える。
片付けないと売れない、は本当か
家に残された家財などがあると、「片付けないと売れない」と考えがちです。処分費も自分で負担するものだと思い、相談前に動き出せなくなることがあります。
実務では、残したままでも買取は可能で、片付けは不要だと最初に説明します。ただし、家財がある物件は価格が必ず下がります。
売れないと言われた物件でも、相談はできます。再建築不可・残置物あり・長年の放置もそのままでどうぞ。相談は無料です。
無料で相談してみる処分費は誰が持つのか
需要の少ない地域では、価格が限りなく0円に近くなることもあります。引き取り費用を売主が負担する形になると、0円より下になることもあります。
よくある失敗は、「片付けないと売れない」「処分費は自分持ち」と思い込み、相談前に片付けを始めることです。この思い込みが起きるため、まず残した状態で相談する順番を外さないことが大切です。
そのまま買い取ってもらうときの流れ
価格はどう変わるか
家財が残っていても相談はできます。ただし価格は必ず下がるという前提で、話を始めます。
需要の少ない地域では、価格が限りなく0円に近くなることがあります。さらに引き取り費用を売主が負担する形では、0円より下になることもあります。
不動産会社は、売買すべき価額または評価額について意見を述べるときは、その根拠を明らかにして説明します。価格だけで判断せず、どういう根拠でその話になるのかを聞きます。
売買が決まった後に確認する流れ
自分で片付ける場合に気をつけること
家電を処分するなら、家庭から出る廃棄物を回収できる許可を持つ業者か、市町村の委託先を使います。家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)の処分方法が分からないときは、市区町村の廃棄物・リサイクル担当へ問い合わせます。
✅ 相談するときに伝えること
- 家財を残したまま買い取り相談をする意思があるか
- 価格が必ず下がる説明を受けたか
- 需要の少ない地域かどうかと、0円に近くなる可能性を聞いたか
- 売主負担になる可能性を聞いたか
- 契約書に現状のまま渡す内容があるか
- 家電4品目の処分方法を市区町村へ聞いたか
片付けるかどうかは、相談してから決める
まとめると、家財が残った実家でも、片付け前に買取の相談はできます。一方で価格は必ず下がります。需要の少ない地域では限りなく0円に近くなることがあり、引き取り費用を売主が負担する形になることもあります。先に残した状態を伝え、価格の根拠と引渡しの内容を整理してから、片付けるかを決めます。ご不明な点は、無料相談で個別にお答えしています。お気軽にご相談ください。
出典: 環境省
この記事を書いた人
小野海士宅地建物取引士株式会社オッティモ 代表取締役
不動産実務15年。東京都荒川区を拠点に、相続・空き家・訳あり物件の買取や売却のご相談を全国対応で手がける。「他社に断られた物件」の相談を数多く受けてきた経験から、難しい不動産の手放し方を分かりやすく解説している。不動産業者向け業務SaaS「anken.」の開発者でもある。
公開日 最終更新
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